五室の連房式登り窯を大正12年より昭和21年まで兵庫県尼崎市、琴浦窯にて使用しておりました。その後、平成12年8月にそのレンガの一部を用いて八ヶ岳南麓の山梨県大泉村に再興しました。構造は前後各一室の穴窯及び登り窯の併用窯です。標高1200mに位置し、湧き水が豊富で凛とした空気の中、現在は年3~4回窯焚きを行っております。電気やガスの窯では出ない自然釉、灰被などの作品や色絵や素焼きの生地等を焼成しております。 又、最近では染付けも焼き始めておりますが、そこで生まれる藍の色はガス窯では決して見ることができない深い味わいのあるものです。 窯名の「大泉窯」は裏千家第十五代鵬雲斎大宗匠より頂戴いたしました。この窯より出る作品につきましては箱に「大泉窯」と書き入れをしております。

※「大泉窯」は兵庫県尼崎市琴浦窯の登録商標です。

大泉の薪について
八ヶ岳南麓の厳選された赤松や唐松を使用しております。毎年決まった時期に伐採した丸太をチェーンソーにて40センチ長に裁断し、それを更に斧、あるいは機械にて直径7センチ角に割り、タガに詰めます。一回の窯焚きにはタガ約300束から400束分の薪を使用いたします。重さにして約2トンから3トンになります。地元の方々にもご協力いただきながらひとつひとつ丁寧に薪をつくっております。そのお蔭をもちまして、常時3回分程の薪を常備しております。我々は納得のいく窯焚きを目指すため、火の元になる木にもこだわり続けます
大泉窯
住所:山梨県北社市大泉町
 交通:JR小海線「大泉」下車
    中央自動車道「長坂IC」より

ご案内
大泉窯では年に数回の窯焚き後の窯出し見学や、短時間での絵付け企画などを行っています。おいしい空気、水そしてすばらしい景色を一緒に楽しみませんか。